メンテナンス

『楽しく手軽に植物を育てる!』
これこそが、モスペットの一番の魅力です。

新芽が伸びたり、葉が紅葉したり、お花が咲いたりと、季節の変化と共に植物の成長する様子をお楽しみいただけます。

その反面「大きく育ちすぎた!」とか「元気が無いかも?」などなど、思いがけない変化に戸惑うことも、少なくないかもしれません。あまり植物に馴染みがない場合だと、心配ですよね。

でもご安心ください!

初めての方でも、子供さんでも、忙しくても、簡単に育てられるようにと作ったモスペットは、メンテナンスが出来るように設計されているんです✨

特にワークショップで多く採用しているモスペット・ドライ(多肉植物Ver.)の場合だと、とっても簡単にメンテナンスすることができますよ❣

自分で選んで、自分で作った、思い入れのある一匹。
だからこそ、メンテナンスを行って、末永く可愛がってくださいね☺

※ここから下はプニプニ葉っぱの多肉植物を使った『モスペット・ドライ』の情報を掲載しています。
 その他のモスペットシリーズは、お手数ですが>>コチラからお問い合わせください。

メンテナンス前のチェックポイント

①株本がしっかりしているか

多肉植物が元気かどうかが気になる場合には、まずは株元をチェックしてみましょう。

目で見るだけでなく、触ってみるとより確実です。

しっかり固い場合

株本が固くて張りがある場合、その多肉植物は元気いっぱいです。

葉っぱが落ち枯れたように見える場合でも、明るい場所で管理すると、そのうち新芽が芽吹いて復活します。

☆通常通りにお水を与えてください
(春~秋:2週間に一回、冬:月1回)

柔らかくなっている場合

株本が水っぽくブヨブヨしたり、しなびている場合には、元気が無くなったサイン。

先端に葉が残っていても放置するだけでは回復しないので、▼株の差し替え が必要になります。

②葉っぱのてっぺん(新芽)の様子

自然な状態の植物は、先端から優先して成長させようとするので、元気な状態では小さな新芽が見られます。

先端から枯れている場合は何かのトラブルが発生していることが多いので ▼無料健康診断 からお問い合わせください

③全体のバランス

多肉植物の成長速度はゆっくりですが、管理状態が良ければ、数年間をかけて大きく成長します。

モスペット本体とのバランスが極端に悪くなった場合には ▼仕立て直し をすることで、さらに長く育てていただけます。

植物の挿し替え(元気がない場合)

枯れてしまったり、元気がなくなったモスペットは、市販の多肉植物を挿しかえて元気に復活させることができます。
その手順は、とってもカンタン❣ご自宅もできますので、ぜひ一度お試しください。

①市販の多肉植物を準備する

百円ショップやホームセンターなどで、お好みの多肉植物を購入してください。

・体のサイズに合ったバランスの良いものをお選びください

少し間延びしたものがおススメです(差し込み部分を確保するため)

・お家で多肉植物を育てている方は、それを使ってもOK。多肉好きなお友達が分けてくれることも。

②カットして切り口を乾燥させる

差し込むための軸を2~3cm残してカットし、傷口が乾くまで明るい日陰で1~3日くらい放置します。

軸が短い場合には、下葉を数枚ねじ取っておきましょう。(ブドウの房をもぎ取る感じです)

③新しい株を差し込む

モスペットから古い株を抜き取ります。

いきなり挿しこまず、割りばしなどで穴を広げ直し、軸を傷めないように準備しておきましょう。

②で切り口を乾燥させた多肉植物を優しく差し込んであげます。

挿しこんだあと、下の葉に貯めた水分と養分を使いまずは根っこを伸ばします。

下の葉が縮れてくるのは、再生が上手く進んでいるサインなのでご安心ください❣

葉が細ってきたタイミングまでは給水させなくてもOK。切り口がしっかり乾いていれば、すぐに水を与えても大丈夫です。

②でもぎ取った葉っぱは、乾いた砂やティッシュペーパーの上などに置いておくと、半月~ひと月くらいで発芽することがあり、半年~数年かけて、元の株くらいに成長します。


小さな芽が成長する様子を観察するのも楽しいので、ぜひお試しください❣

・ぷっくり厚みのある葉っぱほど、芽吹く確率が高まります。

・根が伸び葉がしおれてきたら、土をかぶせたりモスペットに挿しこんで、水を与えてください。

仕立て直し(大きく育った場合)

育ち過ぎてバランスが悪くなったモスペットも、仕立て直しするとさらに魅力的な姿に成長してくれます❣
数年単位で育てられるので、末永く育ててあげてください。

①間延びした軸をカット

バランスの良い長さで軸をカットしましょう。伸びすぎている場合には、3~5等分くらいにカットしてもOKですよ❣

・カットした株は、明るい日陰で1~3日くらい放置して傷口を乾燥させましょう。

・葉っぱが無くても大丈夫です。軸の上下を間違わないようにご注意ください。

・挿しこむための軸を2~3cm確保します。下葉が付いている場合はもぎ取りましょう。

②カットした軸を挿し直す

モスペットの空いているスペースに、つまようじや割りばしで穴を空けてカットした軸を挿しこみます。

ポイントは穴を大きく空けておくこと。カットした部分は折れやすいので、無理やり挿しこむことが無いようにご注意ください。

植え付けから2週間後くらいから発根するので、そのタイミングで給水を再開してください。(すぐに水を与えても問題はないです)

カラーの巻き直し(汚れが目立つ場合)

長期間育てていると、自然に色あせたり、汚れが目立つようになる場合があります。
表面に巻き付けているアート水苔や毛糸を巻きなおすことで、新品同様キレイに復活するんです✨

①目玉や口パーツ、アクセサリーを抜き取る

各パーツは苔玉に挿しこんでいるだけなので、簡単に取り除くことができます。

まずは全てのパーツを抜き取り、「のっぺらぼう」な状態にしましょう。

※各パーツは後で使うので、無くさないようにご注意ください。

①表面の古い糸を取り除く

カラー糸を巻き付けて色付けしているモスペットは、糸を巻き解くだけで、簡単に裸の状態に戻せます。

まずは糸の結び目(でっぱり)を探して、ハサミでカットしましょう。

・結び目はおなかの下辺りにあることが多いです。

・結び目が見つからない場合は、指ざわりで探ってください。

糸を回転させて、巻き解いていきましょう。

植物が付いている場合には、葉っぱや軸を傷めないようにご注意ください。

②新しい糸を巻きなおす

お好みのアート水苔や毛糸(市販のものでも可)を巻き直すことで、お着換え完了です❣
(アート水苔は >>モスペット・オンラインショップ からご購入いただけます)

②10cmほど垂らして巻き始める

最後に結ぶため、おなかの下に10cmほど垂らした状態からスタートします。

・巻き始めをなくさない

・しっぽヒモを踏まない

・×を描くイメージでランダムに巻く

ことが、上手に仕上げるポイントです。

③結んで切り取る

巻き始め(最初の部分)と巻き終わり(最後の部分)を結びで留めましょう。

かた結びできつく2回結びます。
特に1回目結ぶ際は、たるみが出ないようにご注意ください。

余った糸はハサミでカットしましょう。

④目玉などのパーツを挿し直してお着換え完了

①で抜き取ったパーツを、再度挿し直しましょう。

挿しこむ前は、あらかじめ竹ぐしやつまようじなどで、下穴を空けておくとスムーズです。

無料で健康診断❣

モスペット全体と、特に気になる部分を写真に撮って、メールフォームから送ってください。
無料で健康診断と育成アドバイスをお送りいたします。